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Posted by ミリタリーブログ at

2020年05月18日

アフガニスタンにおけるNORSOF その2

ノル特のアフガニスタンにおける活動は2001年のアメリカ軍の活動開始とほぼ同時期から始まりました。

Task force K-Barの一員としてアナコンダ作戦にも参加しています。





その後2007年からは首都カブールにおいてアフガニスタンの対テロユニットCRU222の教育を行っています。
当初はFSKとMJK両部隊で行われていましたが、2015年にFSKはアフガニスタンから撤退してMJKのみが現在も継続して教育を行っています。




FSKが目立った活動といえば、2012年の春の攻勢と呼ばれる一連の連続テロ事件でしょうか。
この時にFSKはニュージーランドSASと共に事態の収拾に当たりました。






現在ノルウェーはアフガニスタンに引き続きMJKを、イラク北部にTMBT基幹のNORTU6を、シリアにFSKとMJKをそれぞれ派遣しています。
特にシリアの活動はほとんど情報が無いのでまた画像等上がってきたら紹介したいと思います。
  

Posted by Taizon at 21:56Comments(0)ノル特

2020年05月18日

アフガニスタンにおけるNORSOF その1

お久しぶりです。大変なご時世ですが皆さまいかがお過ごしでしょうか。

私は暇を持て余してついにブログの更新に踏み切ってしまいました。

さて今回は先日Twitterの一部で話題になった画像と関連していることを書いていきたいと思います。


これらは先日アフガニスタンで撮影された各国特殊部隊の写真の一部です。デルタにDG、SASと特殊部隊の見本市のような状態ですね。

さてこの中に気になる方が数名いらっしゃいました。

このAACに31っぽいけど31じゃない夜眼鏡、これらはノルウェーの海軍特殊部隊たるMJKの隊員と思われます。

世界的Tier1の中にノルウェーの部隊が映り込んでいるのはヲタク的には大変嬉しいものがあります。(海ですが…)

ノルウェーは2001年以降アフガニスタンで活動してきましたが、最近はカブールにおいて現地のCRU222という作戦ユニットの指導にあたっています。



  

Posted by Taizon at 21:56Comments(0)ノル特

2020年02月06日

ノル特タクティコスマホその2

前回の記事でノルウェーもATAKを導入していることは書きました。

今回は先のØslofjold2019でのFSKが使用していた端末及び使用状況を見ていきたいと思います。





まずは使用状況です。今演習ではほぼ全てのFSK隊員が端末を携帯しているのが確認できました。

その中でも特に気になったのがこちらのスナイパー。

防弾装備を身につけないためか腕にマウントを装着しています。
かっこいい…真似したい…。

ケーブルは確認できないのでPRCを介さない閉鎖的なチーム内での情報共有等がメインの使い方になっていると思われます。
と言いつつ私自身あまりこういったシステム系に強くないのでまた強いひとに教わりたいと思います。

次は機種についてです。



ジャガーノートのIMPCTケースに収められているのは、カメラ窓の形からS9かS9+かなと目星をつけたのですがここで問題が



どっちか分からない…。形が同じ…。
隊員の胸元を拡大して見てもカメラが一つなようにも二つあるようにも見えなくもない気がしないでもありません。
実際にスマホが入ってる状態のS9+用IMPCTケースの画像をジャガノにメールで送ってもらいました。

はい。露骨にカメラ二つくっきり出てるので使用している端末はS9でした。
ジャガノ社に感謝の意を込めてそのうちいつかきっとケース買います。本体と合わせて。

ちなみに余談ですが、別の演習でノルウェー郷土防衛隊が使っていた端末がこちら




CATってスマホ出てたんですね…。


  
タグ :ノル特FSK

Posted by Taizon at 23:21Comments(0)ノル特

2020年01月28日

Osløfjold2019

昨年はFSKの露出も多く、早くブログを書かねばという使命感に駆られながら仕事してました。

おそらく昨年のメディア露出で最も大きく取り上げられたのはOsløfjold2019だと思われます。
Osløfjoldはノルウェーのモスリュッゲ空港(諾:Moss lufthavn,Rygge)にて行われた対テロ演習です。
FSKの他にノルウェーの州兵たる郷土防衛隊(HV)、警察対テロ部隊(Norge Delta)その他関係省庁が数多く参加する大規模な演習となりました。

演習の内容はほとんど諾語文献の為あまり細部は分かっていませんが、特に民間人の救出、誘導、後送に着眼が置かれたようです。









HK417だったり16インチSFWだったり興味深い使用例が沢山です。
ただそんなことよりも、ですよ。


何ですか親に向かってこの夜眼鏡は。
ITLの3Dモデルの制作にいくらかけたと思ってるんだ。

まだ31とか4つ目とかレプリカあるやつとか実物が出回ってるやつなら分かりますが、このモデルは調べても名前すら出てきません。
お前そんなのも知らねえの?だっせ小学生からやり直してこいって指摘してくれる方募集中です。
特に夜眼鏡界隈でこちらのモデルに心当たりのある方はこっそり教えて頂ければタイツにて返礼させていただきます。

  
タグ :ノル特

Posted by Taizon at 20:21Comments(0)ノル特

2018年12月29日

ノル特とタクティコスマホ

どうもお久しぶりです。
今年ももう終わりですが皆様いかがお過ごしでしょうか。

私は、先月の動画作成が一段落し、若干燃え尽きております。
ナイロンより撮影機材が欲しい今日この頃・・・


今回はノル特のスマホ事情についてお話したいと思います。

昨今の軍隊では何かとスマホが活躍していますね。特殊な方、一般の方問わず、無線機の操作、戦域の地図、航空支援の誘導、偵察機の操作、実際に画面を見ながら直感的に操作できるという点において確かに現代戦には不可欠なアイテムなのだと思います。

もちろんノル特でも使われています。

こちらはMJKの画像です。私は当初スマホ=航空支援、JTACやんこれ!!!
と思い込んでいたのですが、よくよく見るとそもそもK9連れていて航空支援もやるとか流石に無茶ですし、ラジオもデュアルとかじゃないし、とてもじゃないですが航空作戦を行えるだけの装備には見えません。

そしてFSKの国内演習画像を見ていて気づいた点が一つ
端末持ってる人多すぎじゃね?と
そしてよくよく調べてみると、スマホは航空支援のみではなく情報共有、地図の表示等々使い方が多岐に渡ることが分かりました。
今や兵士個人個人に持たせるデバイスなんですね・・・。お恥ずかしい・・・。

国外に展開しているFSKにはあまり見られない光景(MJKは国外でもバリバリ使ってます)なんでおそらく国内演習で試験がてら新装備の検証をしているのでしょうか。最近話題のRACも使ってますしね・・・

最近空特関係にも興味が出てきまして、タクテコスマホを買うかどうか悩み中です。当分は軍拡は出来ませんが来年中には買えたらいいなーと思います。
  

Posted by Taizon at 10:56Comments(0)ノル特

2017年10月28日

NFMポーチ

ノルウェーの特殊部隊だけでなく、ノルウェー軍の個人装備を語る上で、絶対に外せないギアメーカーがあります。
それが・・・

はい、NFMです。
ノルウェーのメーカーであり、その品質は非常に高く、ノルウェー軍全般で多くの製品が使用されています。
ポーランド軍装備の方にも馴染み深いメーカーではないでしょうか?

数あるNFM製品でも特に使用率が高いのが、こちら

NFM medical pouchです。
画像のように二層構造になっています。
SFから一般、CIRAS時代から現用まで、幅広く使用例を確認できます。

ですが、こちらの製品、案の定中々日本に入ってきません。そして待ちに待って痺れを切らした結果


 
買いました
作ってもらいました!
いやー、あまりに入ってこないし本国に在庫も無いようでしたので、思い切って作ってもらいました。
製作はいつもお世話になっているirodorimilitary様。
(いつもいつもめんどくさい注文を受けていただき本当にありがとうございます。)
これでさらにノル特ぢからが高まりました!
  

Posted by Taizon at 19:38Comments(0)ノル特

2017年10月27日

MJK?FSK?

ある日、ノル特の画像を探してネットの海を彷徨っていた際に見つけたこちらの画像

コールサイン31Cってことは、オッケーオッケーFSKねー

・・・は!?

ゴン、お前だったのか、FSKに扮したMJKは・・・

はい、こちらがMJKの部隊章になります。どっからどう見てもMJKですね。

他にも同じ訓練と思われる画像を見てみると、

めっちゃJPC使ってるし、HK416だし、MJK要素てんこ盛りですね。
最初この画像を見た時は、FSKにもついにHK416が・・・って感慨に浸っていましたが、そんなこともなかったようです。

S氏とこの画像について話し合った結果、おそらくFSK/HJKからFSKへ名前が変わる際に、ノル特全体の指揮権が一つに統一されたことにより、FSKとMJKでタスクフォースを組む機会が増え、そのタスクフォースの訓練ではコールサインを統一したのではないか?という結論に達しました。ただ、この訓練がどれぐらいの時期のものなのか詳細が分かっていないので、真実は闇の中です。また何か分かれば追記させていただきます。

それにしてもノル特、いっそヘルメットに所属でも書いといてくれないかな・・・
  

Posted by Taizon at 11:12Comments(0)ノル特

2017年10月22日

ノル特のNVG

ノル特は他の欧州系SFの例に漏れず、珍しいNVGを使っています
それがこちら
ITL mini n/seasです。
ノルウェーのほかにはイスラエルやオーストラリア軍での使用が確認されています。
普段はこんな風に
二個並列して使用しています。
こちらのNVG、もちろんレプリカは国内では存在せず、ebayでもなかなか実物は出回りません。
3Dプリンターで作れないかなーとS氏と相談したこともあったんですが、モデリング技術が無いのと、図面や実物が手元に無いので依頼しようにもしにくいのが現状です・・・

また、ノルウェーのNVG関係で特徴的なのがもう一つ


この十字マウントですね。
このマウントも中々出回らず、たまたまebayで流れていたのを即買いしました。

ただ、せっかく買ったはいいものの、なんとなく使用例にあるものと違う気がするんですよね。

まあでもとりあえず今のところは代用品ということで我慢しますw

ノルウェー装備やる上でNVG周りは鬼門ですが、それなしでも十分に組める物(特に現用装備)はあるので、是非一緒にやりましょう!
  
タグ :FSKノル特

Posted by Taizon at 18:19Comments(0)ノル特

2017年10月21日

ノル特の見分け方2

前回はコールサインによる判別を紹介しましたが、今回はコールサイン以外による判別方法を紹介したいと思います。

コールサインが見えない場合に見るべきポイントは三つ
・プレキャリ
・ライフル
・ヘルメット

以上を加味して下の画像を見てみます。
一枚目はコールサインがついてますが、MJKですね。
プレキャリがFSKでは使用例の少ないJPCであり、ライフルもHK416です。416を持っていてJPCを着ている場合はMJKである可能性が高いと思います。(もちろん例外あり)
次に二枚目、FSKですね。プレキャリはAACでライフルがC8SFWです。
最後はKJKです。AAC×416で一瞬FSKかなと思うのですが、ここで三つ目のポイント、頭部のストロボライトです。
自分の手元にある画像の中で、KJK以外がMS2000を頭頂部にマウントしてる画像は確認できません。FSKはVIPライト、MJKはVライトorVIPライトをヘッドマウントしてる画像が多いです。ですので頭部にライトを載せている場合それも判断材料にすることができます。

JPC×416=MJK
AAC×C8=FSK
AAC×416=KJK
である可能性が高いです。ですが今後FSKが416に更新されていくと判別が難しくなるような気もします。

ちなみに
 
JPC使用のコールサインはFSK式の方や
MJKコールサインのAAC×C8の方とかもいらっしゃるので、紛らわしいです。
  

Posted by Taizon at 17:24Comments(0)ノル特

2017年10月21日

NATO exercise "Flaming Sword"

NATO加盟国であるノルウェーはもちろんNATOの合同演習にいくつか参加しています。
その中でもFSKが比較的多く登場するのがFlaming Swordです。


これらの画像はFlaming Sword2015の画像です。現用のAACにsafarilandのホルスターなど、装備を組む上で参考になる画像盛りだくさんです。
そしてうれしいのが、Flaming Swordは米軍も参加国に入っています。これで指摘おじさんに指摘されることなく合同訓練という名目で米特のかっくいい人たちと写真撮り放題ですね!()
  
タグ :FSKノル特

Posted by Taizon at 17:24Comments(0)ノル特